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改象室 コレクションNo.3
改象室・・・このコーナーでは、今後アートロックシリーズにラインナップ予定の、まだ1本しかない改造(改象)プロトタイプや一般販売されていない珍しいZO‐3をご紹介してまいります。
第3回: ジェフ ベック “テレギブ”モデル
「悲しみの恋人達」のレコーディングで使用した通称“テレギブ”モデルをZO−3で再現してみました。もともとはリプレイスメント・ピックアップの製作者として有名なセイモア・ダンカンが所有していたこの改造テレキャスターを気に入ったジェフ・ベックが、自分の持っていたエスクワイヤーと交換で手に入れたもの。ですから今回は、ピックアップには特にこだわりセイモア・ダンカンのJBを搭載しました。その効果は絶大で、アンプを通した時、なんともウォーミーなオーバードライブサウンドを出してくれます。内臓スピーカーで弾くと、ピックアップのパワーがあるせいかフルボリュームだとハウっちゃうくらいなので、ボリュームつまみ6〜7で「オーバー・ドライブサウンド」、3〜4でようやく「クリーンサウンド」になる感じです。見た目のポイントはやはりピックガード。これがテレキャスターらしく見えるかどうかの鍵を握っているのですが、白ボディに黒ピックガードが映えて、なかなか良くまとまっていると思うのですが、いかがでしょう?


あともうひとつ、このギターの自慢がウエイトバランス。実はストラップ・ピンが絶妙な位置に移動してあるせいか、ストラップで吊った時のバランスがとても良いのです。すでにZO−3をお持ちの方ならこれがどんなに素晴らしいことなのか分かっていただけますよね。この辺りのノウハウは今後のART ROCKシリーズにフィード・バックしていきますので、どうぞお楽しみに!


ピックアップに誇らしげに書かれているセイモア・ダンカンの銀色の文字がま、まぶしい!

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