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象書室・・・このコーナーでは古今東西のZO-3に関する書籍や貴重な資料(蔵書=象書)を収集し、それに解説
を加えてご紹介してまいります。
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書名:「POPEYE」〜決定!デザイン・オブ・ザ・イヤー’90〜
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いや〜好きだったんですよ、POPEYEのデザイン・オブ・ザ・イヤー特集。毎年その年の優秀なデザインを雑誌「POPEYE」が各界で活躍するクリエーター達を審査員として迎え、独自の視点で大賞を選ぶという企画で、毎年その発表がある号の発売を楽しみにしていたものです。今はデザインブームということもあり、センスの良い商品がかなり増えましたが、これもポパイのこの賞あたりが火付け役となって、日本のプロダクト・デザイン全体の底上げが図られてきたのかもしれませんね。 | ||
この1990年の特集号を特に大事に保管してきたのは、ZO−3が銀賞(審査員賞)を受賞しているからです。ZO−3が発売されたのは、この前の年の1989年ですので、たぶんこれがZO−3最初期の受賞暦かもしれません。思えばボクとZO−3の最初の出会いは、その前の年、日本武道館の横にある科学技術館という所で行われた「楽器フェア」のフェルナンデスブースででした。展示してあったZO−3を見て、弾かせてもらって感激し、係りの人に「発売されたらすぐ買いますよ!」と興奮して宣言していました。その後発売されると本当に宣言通り黄色いZO−3を買って愛用しておりましたから、大好きなデザイン・オブ・ザ・イヤーで銀賞(審査員賞)にZO−3が選ばれたのは、自分の事のように嬉しかったものです。 この雑誌も経年変化ですでに端のほうが茶色く変色してきていますが、これからも大切に保管していきたいと思っています。 | ||